2015年05月13日

原点を忘れずに行こう。

先日、ある研修で会社社長のセミナーをお伺いする機会に恵まれました。

その際にお話の中で、ある仕出し屋さんのお話が有り自分自身の起業の目的を改めて確認していこうという気持ちになったのでシェアさせていただきます。

企業が理念を掲げ、追い求めるのは「人の喜び」であって決して「利益」「売上」では無いという原理原則のお話の中で、ある仕出し屋さんのお話を例としてされました。

それは、たった一つ2000円の仕出し弁当の注文があるお寺から入った時のこと、仕出し屋さんは通常であれば5個からにしてください・・・と言って往復交通費や人件費という「経費」を考えるとどう考えても大赤字になるのは直ぐにわかるので丁重にお断りするのが常でした。
しかし、この仕出し屋さんはとても素直に学んだことを実践しようとされました。
そして、「人の喜び」優先だからとにかく行ってきなさいと言って従業員に仕出し弁当1つをバイクで配達させました。
その従業員の人もぶつぶつ言いながら
「なんでたった一つの為にわざわざ行かなきゃならないんた゛?」と面倒くさそうに配達に出かけたそうです。

そして、山深い場所にあるそのお寺に到着すると一人のお婆さんが待っていました。
そして、その仕出し弁当を受け取ると
「ありがとうございます。ようやくこれで、おじいさんの供養させてもらう事が出来ました。何処の仕出し屋さんに電話をしても全てに断られてしまい困り果ててたところにそちら様が受けてくださいました。」

そう言って一人で3回忌のおじいさんの法要をしていた、おばあさんに感謝されたそうです。

当然、最初は文句言っていたその従業員は、なんだか良いことをした気分になって帰りはとても嬉しくなり、自分の仕事に対するモチベーションも上がり、ルンルンして帰ったそうです。

この話にある様に、ビジネスとしてやっていくには当然「利益が伴うこと」が条件にはなるのですが・・・全てに当てはめてしまうのも、危険な場合が有ると学べますね。

従業員のモチベーションを上げ、自分の仕事に対して誇りを持ってもらえる機会が作れるのであれば、そんな経費は安いものだと考えられます。

ですが、いざとなると、そういう行動を取れるビジネスマンや経営者はどれくらい実際には居るんだろう・・・?と疑問が残ります。

我が社もずっと、たった1冊のアルバムであっても絶やすことなく繋げていく為に、利益や経費を考えずにうちがやるべき仕事が来たらちゃんと受け取れるように体制と心構えと信念を従業員さん達と心ひとつにしてこれからも臨んでいきたいと思いました。

良いお話に感動しました。
ありがとうございました。

posted by sayuri at 02:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする